聖母の騎士

長崎上陸の日

Published by 聖母の騎士昭和五年の四月二十四日。聖母の騎士にとっては記念すべき日であった。コルベ神父ら三人の、最初のポーラン...
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ゼノ修道士と大浦を歩く

Published by 聖母の騎士昭和三十年の八月、貧しい人や災害地の救済で全国行脚をしていたゼノ修道士が、久しぶりに長崎へ帰ってきた...
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聖母の騎士 あの日の1コマ

Published by 聖母の騎士1950~60年代、多忙だったゼノ修道士は睡眠時間が足りなかったことがよくあり、聖堂の中でお祈りしな...
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ラルシュかなの家のコミュニティ生活 第一回

ラルシュかなの家のコミュニティ生活 第一回 コミュニティという言葉を聞いて©聖母の騎士社 コミュニティという言葉を聞いて、皆さんは何を想像されますか?「皆が仲がよい」「お互い助け合っている」「争いが無い」……私は静岡にあるラルシュかなの家のアシスタント(職員のことをかなの家ではアシスタントと呼んでいます)の横井というものです。かなの家に来て11年が経ちました。最初はコミュニティというもの、そして「ラルシュ」というものに対して先に書いたような思いを持っていましたが、それは「幻想」だと知るまでにあまり時間は掛かりませんでした。ラルシュは1964年、ジャン・バニエという当時哲学の先生だった方が、知的障害の人たちが精神病院のようなものに入れられ、人間らしい生活が出来ていないという光景を目の当たりにし、フランス・トロリー村でラファエルとフィリップという二人の知的障害者と一緒に暮らし始め、その家をラル...