■1930(昭和5)年
● 02月26日(水)5人の修道会員(コルベ神父、ゼノ修道士、ヒラリオ修道士、ジグムント修道士、セベリノ修道士)はポーランドを出発。マルセイユに向う。
● 03月07日(金)フランス汽船「Angers」アンジェ号で東洋へ向かう。
● 04月23日(水)長崎丸で上海を出航。ジグムント修道士とセベリノ修道士は8月まで上海に留まる。
● 04月24日(木)午後1時に長崎港に入港。3人の修道会員(コルベ神父、ゼノ修道士、ヒラリオ修道士)は大浦天主堂に向かう。早坂司教は旅行中で不在。司教館に宿泊する。
● 05月05日(月)早坂久之助司教に面会。修道院の開設と「無原罪の聖母の騎士」誌の出版許可を認められる。一方、コルベ神父は教区の神学生哲学科の授業を依頼される。
● 05月24日(土)「無原罪の聖母の騎士」誌1万部発行。創刊号は16頁。送料共2銭。
● 05月28日(水)南山手町10番地 雨森病院跡に新住所契約。
● 06月02日(月)司教館より新住所へ引越。ポーランドから管区会議の電報。
● 06月12日(木)留守を大浦天主堂主任の梅木兵蔵神父に依頼し、コルベ神父は上海へ。
● 07月20日(日)京都・一燈園の創始者・西田天香師が修道院を訪問。
● 08月16日(土)上海のジグムント修道士とセベリノ修道士が長崎へ転入。
● 08月25日(月)コルベ神父がミロハナ神学生とダミアン神学生を同行して長崎へ帰る。
● 10月04日(土)コルベ神父は東京へ旅の途中、京都・一燈園に西田天香師を訪ねる。
● 10月28日(火)付で長崎修道院設立の認可。
● 11月27日(木)長崎修道院設立の許可証が届く。他にコルベ院長の任命証。教会法に基づく騎士誌印刷の許可証などが届いた。